上野松坂屋、屋上遊園
2014年3月11日で閉園する、上野松坂屋の屋上庭園。
“デパートの屋上ゆうえんち”が絶滅しつつあるって、知ってた?
ワタシは昭和の子供だったので、デパートの屋上といえば、憧れの場所だったよ。
デパート(あえて百貨店とは呼ばない)の最上階には、ペットショップがあって、そこから外に出ると、コインを入れると動く乗り物があって、屋台ではソフトクリームが食べられて。
大宮中央デパートには、観覧車があったのだって、よく覚えている。
でも、うちは、そんなに豊かではなかったので(いや、たぶん、日本中がそれほど豊かではない時代だった)、そんなに遊ばせてもらった記憶はない。
だからこそ、逆に憧れの場所でありつづけたのかも。
小学生のときに、友だちとぶらぶらした記憶もあるし、大学生のときにはデートでも行った。
ペットショップの動物を見たりね。
そんな屋上が、いつの間にか、全国から消えていってるんだって。
たぶん、ここが最後の場所だと思う。
そういえば、ムスメが小さいときにも、連れていった記憶がないんだよね。
ムスメが赤ちゃんのときは、日本橋高島屋にディズニーストアがあって、毎月出るビーニーベイビーみたいなぬいぐるみを買いにいったり、子供服を買いにいったりしてたけど、屋上に行ったことはない。
遊び場がなかったのかなあ。
そのうちディズニーストアもなくなって、ディズニーランドの年パスを持ったりもしたので、パートの屋上には子供の遊び場があるという意識すらなくなっていった。
唯一覚えているのは、池袋西武の屋上で、大きなパンダの乗り物に乗せたことがあるくらい。
1回か、2回くらい行ったかな。
てことは、ムスメには、デパートの屋上の記憶がないのだよ。
これは、大変かも。
消えゆく風物は、やはり実感しておかないと。
いや、ほんとは、なくなる前に、ちょくちょく行っておくべきものなのだと思うんだけどね。
みんなが忘れるから、なくなっていくわけで。
ことし4基目のカルーセルとして数えてしまおう。
小さな木馬が3頭だけのカルーセル。
係の人に、おとなでも大丈夫か聞いてから、ムスメと乗った。
200円。
3頭あったけど、夫は、さすがに乗らずにビデオを撮っていた。
庭にカルーセルがほしいと言っているワタシだけど、このカルーセルなら置けるんじゃないか?
いったい、いくらくらいで買えるんだろう。
中古品ならいけるんじゃないかと思った。
でも、さすがにベランダには置けないし、ムスメは、
「わたしの部屋くらいあるよ…」
と。
ふん、リアリストめ。
調子にのって、小さな汽車にも乗ってみた。
あと2週間後には消えていくという状況の中でなければ、さすがに乗れないな…
そしてこれは、一種の大人買いだと思った。
子供の頃に、乗った記憶ないもの。
乗ってみたかったんだよ、あたしきっと。
ちょっと恥ずかしがりながらも、ワタシにつき合う中学生のムスメ。
親孝行。
夫は、これ。
ワニワニパニック。
ゲーム得意な夫は、この日の最高得点をたたき出していた。
エアーホッケーもやったよ。
球技の苦手なムスメは、ワタシにボロ負け。
本日の思い出。
ヨーカドーにもあるみたいな、お菓子のゲーム機でとった電車型のラムネと、宝石。
100円のを2回やった。
さよなら、屋上遊園。
昭和よ、永遠に。
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