郷土資料館へ行く。
ムスメの学校では、夏休みの宿題が大量に、それはもうほんとに大量に出た。
実のところ、多くの私立中学校が、夏休みの宿題を大量に出す。
公立中学校のことは、自分が中学生だったときのことしか知らないので、大量に出るのか、それともそれほどまでには出ないのかは、知らない。
歴史の宿題として、地元の歴史資料館に行って、そのレポートを書くというものがある。
(レポート類の宿題も、ものすごく多い。)
地元には、なぜか、その手の資料館がない。
なので、帰省ついでに、埼玉の資料館に行くことにした。
(毎回書くのだが、ワタシの出身地ではなく、親の出身地である。)
古い建物がすでに風情なのだが、平成生まれの中学生に、その風情はわからないようだ。
木枠の窓だよ!
…ムスメ、無感動。
ひんやりとした廊下。
ムスメが熱心に展示物を見たり、メモをとったりしている間、しばし、静寂のなかに身を置く。
市民から寄贈された収蔵物が多い中、気になったのが、なんといってもコレ。
脚の美しい曲線が人気の、SINGERミシンである。
両袖に引き出しがあるのも、いいよねぇ。
パンフレットを置くテーブルとして、使われていた。
あたしも、いつか、1台ほしい。
資料館近くのオーガニック・レストラン。
そのパーフェクトなまでの洋館っぷりが、ずっと気になっている。
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