日本人なら知っておきたい日本文学
『日本人の知らない日本語』シリーズが人気の蛇蔵&海野凪子の『日本人なら知っておきたい日本文学』である。
実をいうと、“日本人なら~”というタイトルに微妙にひっかかりを感じるのだが、日本語本の方が、“あるある”って感じがおもしろかったので、読んでみた。
タイトルのひっかかりに関して、わたしは教室で絶対に“日本人なら”というフレーズを使わないから。いろんな国籍の子もいるし、海外生活をしていた子もいるでしょ。
そういうときは、“日本語のネイティヴスピーカー”とか、“日本での暮らしがいちばん長くて、これからも日本で生きていく可能性が高い”とか、そういう言い方をしている。
“日本人なのに、留学したときなどに日本文学を知らないと困る”ではなく、“日本文化の中で育っているのに、日本文学を知らないのは困る”みたいな。
閑話休題。
この本は…
よく考えれば、日本文学に関しては、日本語学校の先生より、わたしの方が詳しいのはあたりまえなので、何を期待していたのだ自分?という感じ。
まぁ、日本語本ほど、おもしろくなかったというのが正直な感想。
でも、マンガ部分はおもしろかったよ。
« 春休みのおみやげ | Main | 短大出講 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ジュニアスタイルvol.33&34(2014.10.04)
- so-enコレクション自慢(2014.12.01)
- ジュニアスタイルついに入手!(2014.09.15)
- Dolly Dolly vol.30(2013.04.03)
- 日本人なら知っておきたい日本文学(2012.04.17)
« 春休みのおみやげ | Main | 短大出講 »
Comments