卒業式
既製品のジャケットのカスタマイズ&オリジナルふわふわスカートで出席。
例によって、前日まで縫ってたけど。
お洋服だけ写真を撮ってupしようと思ってるけど、これまた例によって、いつになるかわからないのだった。
この体育館で卒業式ができるのはムスメたちが最後。
校舎建て替えのために、春休みには、校舎も体育館も取り壊しが始まる。
ムスメの卒業そのものより、6年間慣れ親しんだ校舎がなくなってしまうことの方がさびしい。
とはいえ、去年の震災のときも、最近の建物とは違う揺れだったりした(新しい建物は、大きく揺れて振動を逃がすわけだけど、この古い校舎は小刻みにガタガタ揺れたそうだ)ので、建て替えたほうがいいのは、よくわかってるんだけどね。
夏が終わったあとプールはすでに取り壊されていて、いまは校庭の半分をプレハブの仮校舎が占めている。
保育園を卒園したときほど、小学校の卒業には感慨がなかったのだけど、当日、子どもたちを連れて入場してくる先生たちを見た瞬間、急にこみ上げてくるものがあった。
はるか昔、自分が同じように、少女たちを連れて卒業式会場に入ったときのことが鮮明に思い出されて、その後、ずいぶん遠くまできた自分のことを思ってしまったのだ。
立派にやっているムスメたちを見ていると、ここまで指導してきた先生たちの苦労とか、今、巣立たせる気持ちとか想像するだけで、頭がさがる。
わたしは非常勤になってずいぶんたつので、卒業生を出すことはないのだけど、ああ、わたしも頑張らなきゃなぁという気持ちになった。
さて、子どもたちの式服だが、男の子はスーツ、女の子はチェックのスカートが9割。
あとは中学の制服の子がちらほら、なぜか普段着の子も男女ひとりずつくらいいた。
ジャケット+チェックのスカートでも、意外と、AKB風の派手な感じの子はほとんどいなくて、スカート丈も事前に何度も指導が入った(壇上でお辞儀をする)ので、短すぎる子もほとんどいなかった。
ムスメは、人とちがう格好がいいと言い、当初は袴にするつもりだったけど、着せるのが面倒だったので、結局やめて、花柄ふわふわスカートにしてみたのだった。
どうせ作るなら、DVDを観てムスメがすっかり気に入った『下妻物語』みたいなロリィタ服にしたかったのだけど、スカートがふくらむと、座ってるときにとなりの人の邪魔になるからダメだと断られ、激しくモチベーションがさがりまくりのソーイングと相成った。
いっそオスカルのコスプレがいいとも言われたが、さすがにそれは卒業式的にどうよと思ったので、却下した。が、最後までムスメは半分本気だったらしい。
中学の制服がいいとも言われたのだが、ものすごく難しい学校に合格した子(あるいは地元の中学に進む子)は着てくるけど、ムスメくらい中途半端な学校だと微妙なので、これまたやめさせた。
で、代わりといっては何だけど、卒業式後、写真館に行って式服、制服、レンタル袴で写真を撮った。
写真館は、ココ。
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