偉大なる、しゅららぼん
発売とほぼ同時に買ったものの、ずっと寝かせておいて、ついに読破した万城目学『偉大なる、しゅららぼん』
好きな作家の新刊は、すぐに読んでしまうのがもったいなくて、寝かしておく癖がある。
これを読んじゃったら、もう次がないと思うと、ほんともったいなくて。
あと、読み始めたら、ほかのことに優先して読んでしまうから、ほかのことが滞ったり、睡眠時間が減ったり。
でも、ムスメの受験待ちの間に読み始めたりして、なるべく一気に読まないように我慢して、ちびちび読んでいた。
それがついに読み終わってしまったというわけだ。
感想。
最高!!
この人、天才だよね。
寡作、大いにけっこう。
どの本も、さわやかな青春小説になっているのが、実に気持ちいい。
そしてラストも、最近の小説が饒舌すぎる(そこまで説明しないと読者はわからないと思っているのか?!みたいなものが多い)のに、きちんとわかるところで止めているのも、実にすがすがしい。
内容については、レビューしている人も多いので、あえてコメントしない。
読んで絶対損のない本だとだけ言っておく。
« いちごみたいな踏み台 | Main | ランチは焼小籠包 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ジュニアスタイルvol.33&34(2014.10.04)
- so-enコレクション自慢(2014.12.01)
- ジュニアスタイルついに入手!(2014.09.15)
- Dolly Dolly vol.30(2013.04.03)
- 日本人なら知っておきたい日本文学(2012.04.17)
Comments