下妻物語・完
仕事で使う太宰治の本を借りに図書館に行ったら、太宰のとなりにあったので、借りてきた。
嶽本野ばら『下妻物語・完』である。
『下妻物語』は、映画化された頃に読んだ。
本を読んでから、DVDで観たんだと思う。
本より映画のほうが面白かったかな。
『風と共に去りぬ』が、原作のスカーレット・オハラが相当イヤなやつなのと同じくらい、『下妻物語』の桃子は、原作では相当イヤなやつである。
この『下妻物語・完』の桃子もイヤなやつである。
ミステリー部分も、じんわりと不快な感じ。
いわゆるトリック部分ではなく、この人がこんな風に殺されちゃったり、ひどい目に遭うのは、かわいそうすぎない??ってところが。
トリック部分が有名なアレのパクリってところは潔くて、気分がいい。
バッタモンはNGだけど、パクリはOKって美意識は、悪くないね。
ちなみにこの本、受験しているムスメを待つ控え室で読破した
帰りの電車でムスメに渡したら、夢中で読んでいた。
そして、下妻物語のDVDを引っ張り出してきて、久々に鑑賞する母娘。
今みると、ヒロインのフカキョンは、ぽっちゃりしていて垢抜けないし、当時あれほど素敵に見えたBABYのお洋服が、なんだか安っぽい。
とはいえ、“変な邦画”好きのワタシたちなので、すっかり楽しんでいたりするんだけどね。
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