買いもの難民
三七七八米の富士の山と、立派に相対峙し、みじんもゆるがず、なんと言うのか、金剛力草とでも言いたいくらい、けなげにすっくと立っていたあの月見草は、よかった。富士には、月見草がよく似合う。 (太宰治『富嶽百景』より)
日常の食品や買いものに、無頓着なワタシ。
お店に行って、びっくり。
ほんとにヨーグルト、ないんだ…
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ク
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あれから2週間半。
商品の供給は、だいぶ落ちついてきていた。
トイレットペーパー、米、牛乳。
カップ麺は、食べる習慣がないから、よくわからない。
水はないけど、ペットボトルのお茶は売ってる。
放射能、どこまで大丈夫なのかわからないけど、埼玉生まれの埼玉育ち。
夫は、東京生まれの東京育ち。
逃げも隠れもできないのだから、“大本営発表”を信じるしかない。
とりあえず、乳児は水道水はいけない(細胞分裂が盛んなので、ダメらしい)ということなので、水は買わない。
あ、どこも売り切れなので、買えないのか。
買えたとしても、乳児のいる人のために、うちでは買わない。
なるべく飲む量をひかえて、くみ置きを心がけるくらいかなぁ。
問題は、ヨーグルトである。
それから、納豆である。
うちのムスメ、小さいころから、驚くほど好き嫌いがないのだが、小さいうちは、ものすごく食が細かった。
食べるのも、ものすごく遅くて、けっこう苦労した。
そんなムスメの好物は、納豆。
牛乳は好んで飲まないけど、ヨーグルトは、毎日食べていた。今も毎朝、家族で食べている。
小学校入るくらいまでは、“納豆とヨーグルトで大きくなった”と自他共に公言していたほどだ。
納豆は、とにかく毎日。
離乳食のときから、ずっと、納豆。
そして、ひたすら縦に成長をつづけるムスメ。
4年生になると、ほっそりした体型のまま、すこしずつ全身に丸みがでてきた。
太ったという意味ではない。
納豆には、女性ホルモンに似た働きがあると聞いて、ちょっと焦る母(=ワタシ)。
あまり成長が早くて、初潮が早くなっても、かわいそうだ。
ということで、納豆はいちばん小さめのパックにして、隔日で食べることに変更。
意味ない気もするが。
最近は、本人も、納豆を食べることを忘れがちで、週に1、2個というペースだったが、それでも、納豆が買えないというのは、逆に飢餓感をさそう。
ヨーグルトは、なくても良いのだが、あった方がいい。
我が家では、10年以上前から、ヨーグルトメーカーを使っている。
市販のヨーグルトと牛乳を混ぜ、6~8時間保温していると、ヨーグルトができるという、実にシンプルな構造のやつだ。
震災直後は、牛乳が手に入りづらかったので、ヨーグルトを作るのが困難だったのだが、こんどは、種ヨーグルトが手に入りづらくて、自家製ヨーグルトを作るのが困難という状況に…。
とにかく、何軒もスーパーをまわって、やっと手に入れたのが、コレ。
ヤスダヨーグルト、150g158円。
実に高価である。
でもまあ、これでヨーグルト2回分くらい作れるから、1週間は食べられるぞ、と。
ちなみに、納豆はヨーグルトメーカーでも作れるらしい。
保温鍋(我が家には、シャトルシェフもある。とことん家事の苦手なワタシ)でも作れるらしい。
実は、今使っているのと全く同じヨーグルトメーカーを、何年か前の小学校のバザーで、予備用に購入してあったりする。
でもさすがにそれで、試しに納豆を作ってみる勇気は、なかったりする。
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