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March 29, 2011

ピクルス・ザ・フロッグ

 もしあなたがたのうちで、既に自力で切り開いた道をもっているかたは例外であり、また他の後に従ってそれで満足して、在来の古い道を進んでいく人も悪いと は決して申しませんが(自己に安心と自信がしっかり付随しているならば)、しかし、もしそうでないとしたならば、どうしても、一つ自分のつるはしで掘り当 てるところまで進んでいかなくってはいけないでしょう。 (夏目漱石『私の個人主義』より)

ウェルカム・マイホーム!
かえるのピクルスである。

続きは、こちら♪
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話せば長い。
とんでもないところまで、話は進む。

先日、昔の同僚とランチをした帰り、東京駅地下街でピクルスのイベントをやっていた。
いっしょに働いていたときは、くまのプーさんマニアだった彼女は、カエルグッズ・コレクターに変身していて、偶然遭遇したピクルス・イベントに大興奮。

そのときは、「ほら、こんなものあるよ」と、背中押しまくり係だったワタシだったのが、イベント限定のソーダ色のピクルス(お腹にエッフェル塔の刺繍がしてあったかな)が妙に気になりつつ、そのまま帰った。
もちろん、彼女は、ピクルスくん1匹を伴ってご帰宅。

数日して、やっぱり限定ピクルスがほしくなったのだが、たまたま立ち寄ったのがイベント初日だったのだが、限定ピクルスは、もう売り切れたとのこと。

そうか、限定のやつは、もうないのか。
と、思うと、余計に強くなる物欲。
せめて、普通のソーダ色のでもと思い始めた。

東京駅イベントでもらったカードには、両国にショップがあると書いてあった。
検索すると、なんだか、見知ったような場所。

昔、“星の王子さま”というぬいぐるみ屋が両国にあったのだが、もしやそこでは?と思う。
ちなみにワタクシ、両国から歩いて20分くらいのところに住んでいた(浅草からも20分、錦糸町からも20分。でも御徒町からバスというのが、いちばんよく使っていた)ことがあるのだが、その星の王子さまで買いものをしたのは、もっともっと前。

これも、遅れてきた物欲のせいで…。

もうずいぶん前になるが、清里の別荘に遊びに行ったことがある。
90年代の前半か。

清里は、わたしがさらに若かった学生のころ、メルヘンな観光地として一世を風靡した場所である。
憧れながらも、オクテだったので(あるいは自分で行くにはまだ若すぎた=幼かった頃だったか)、行く機会がなかったのだ。

90年代の前半といえば、バブル直後。
まだ“はじけた”という実感もなかった頃かもしれない。
当時の清里は、一時期の喧噪は過ぎて、若干寂れかかってはいたものの、メルヘンを思い起こすようなペンションやショップも多かった。

別荘に連れていってくれた人(関係は敢えて伏せる・笑)は、そんなメルヘンの残る街並みを“恥ずかし通り”と呼んでいたけれど、わたしはメルヘンの名残が、ちょっと嬉しかった。
街に出るのに、ピンクハウスだったか田園詩だったかのワンピースにエプロンをしていこうとしたら、普段わたしのファッションに寛容だったその人が、さすがに「ソフトクリームくださ~い、とか言われちゃうよ」と言って止めたのを覚えている。

踏切の近くに、“星の王子さま”という名前の、ぬいぐるみショップがあった。
そこでワタシは、くまのぬいぐるみ型リュックがほしくなった。
でも、なんとなく諦めたんだよね。

で、家に帰ってから、やっぱり猛烈にほしくなって、わざわざ清里のショップまで電話をかけた。
電話の向こうで、踏切の音が聞こえていて、ちょっと前に、特別な日々を過ごした清里を思い出して、鼻の奥がツンとなった。

するとお店の人は、東京のお店に、商品を回してくれるというのだ。
それとも、東京にも店があるのを知っていたワタシが、自分から頼んだのか。
とにかく、両国の店まで買いに行った。
オフィスのついでに、店があるような感じのところで、下町にはありがちな感じの会社だった。

あのリュック…この間までムスメの持ちものに入ってたけど、今回の片づけでは見かけなかったな。
いつのまにか捨てたのかな。

それはともかく、そんな経緯を経て、縁のあった“星の王子さま”。
相撲ブームのときには、おすもうさんのぬいぐるみを作ったりしていた。
こんな風に形を変えて、まだ存在していたんだ。

そう思って、勝手にしみじみと喜んでいたのだが、実際に行ってみようかと思って、よく地図を見ると、所在地が違う。
移転…じゃないよねぇ?

そしてインターネットは、時に残酷で、ちょっと検索しただけで、“星の王子さま”がとっくになくなっていることを知らせたのだった。

がーん。

じゃあ、今、清里は?

これも、すごいことになってましたよ…

なんと、清里ワンハッピープラザ(屋外型ショッピング・モール)のHPは、生きてます。というか、放置されています。
星の王子さまは、こんなところ

ところが、現状は、こんなことになっているらしい。
晴れた日に撮られているので、まだ明るい雰囲気だけど、このサイトの他の写真もすごい。
他の人のサイトでも、“清里の今”写真が見られるけど、これってつい最近upのようだ。

90年代前半に廃れかけていた清里、今では、廃れるどころの状態ではないらしい。

なんか、かえるのピクルスから、とんでもない事実にたどり着いてしまって、実はかなりのショックを受けていたりする。

ついでに、もう一つ、星の王子さまと物欲に関する思い出話をしよう。

ぬいぐるみショップの星の王子さまは、軽井沢にも店舗があった。
ぬいぐるみのパグの形のペットボトルホルダーを買ったことがある。
ムスメが4~5歳くらいのときだから、2000年代の初めか。
あの店も、もうないのだろうか。
その店でぬいぐるみを買ったことのある人のブログを1件だけ見つけた。

こっちの物欲は、星の王子さまそのものではなく、道を隔てた向かいの店でのことだ。
軽井沢に着いて車を置いて、最初にのぞいた店に、うさぎのぬいぐるみがあった。
小さいムスメはほしがったのだが、これからショッピングを始めるときだったし、オフシーズン(翌日から軽井沢の店は閉まるという日だった)ので、まさか売り切れることはないだろうと、「ほかのお店を見てから帰りに買おうね」と言ったのだ。

ところが。

もう、おわかりだろう。
ムスメがほしがったうさぎは、帰りには、姿を消していたのだった。

嗚呼…

しかたがないので、色違いのウサギと、ほかにもう1個ぬいぐるみを買ったのだが、ムスメはずっと、「ピンクのうさちゃんがほしかった」と言い続ける。

色違いのウサギのタグには、東京の会社の名前が。
これまた、おわかりだろう。
帰宅後、その店に電話をして、取り寄せたのだ。
直接小売りはしていないようで、取扱店として紹介されたのが、高級婦人雑貨を扱う銀座の店だったのが、不思議だった。
店頭には、ぬいぐるみはなく、わたしのために、たった1匹のうさぎが取り寄せられたのだ。

結論。
ほしいものは、見たときに買え。

ということで、かえるのピクルスの話にもどる。
昨日の記事で、自由が丘のカエル・グッズのショップに行ったのが、主な目的だと書いたのは、このピクルスを買うためだったのだ。

なんで両国に行かなかったか、って?
行こうと思った日が、すべて雨だったからなのだよ。(無謀にも自転車で向かうつもりだった。10kmくらい。)
ちなみに、ピクルスは、わりと、いろいろな雑貨屋で買える。
そしてワタシは、やっぱり、東京駅限定イベントのピクルスが忘れられないのだった。

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Comments

ぐっちさん

一旦がまんするんですね。
すごい!

ワタシは、すぐに気が変わるので、買ってから後悔する(この店の、こっちの方が良かったと思う)タイプなのですが、ムスメは、一旦気に入ったら、絶対それと思うタイプなので、その気持ちを尊重しなきゃと思いつつ、つい、一旦とめてしまったりします。

欲しい物は見たときに買え。

似たような経験が何度もあるので、すごくわかります。
けど、縁もあると思うので、次また出会えたら買おう、と私は決めてます。
欲しかったものがそれ一つだけ残ってたりすると、感激しまくりです。
買わない選択をした時のマイナス理由を全て打ち消し、私に買われるために残ってたんだ!と都合よく考えたりしますw

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