一太郎
ワタシがアナタと初めて会ったのは、バブルの前夜でした。
アナタはまだ、PC9800と呼ばれる箱の中で、白い画面に薄いグレーを浮かびあがらせて、MS-DOSの上で、踊っていましたね。
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文節変換…なんと懐かしい響きでしょう。
黒い画面で緑が点滅する“書院”という人が出てきただけでもオドロキでした。
“文豪”などと
いう人もいましたね。“オアシス”も、あなたのライバルでしたっけ?
ああ、今となっては記憶の定かでないことも多くなってしまいました。
大学出たての“キャピキャピ”の新人だったワタシの大先輩は、まだ、“和文タイプライター”を駆使して、会議資料などを作っていらっしゃいました。
アナタとは、ずいぶん親しくおつき合いさせていただきました。
でもいつのまにか、MS-DOSという舞台は埋没してしまい、ウィンドウズと呼ばれる舞台の天下とな
りましたね。
ワタシも、いつのまにやら、日本語を打つために“ワード”などという外人に身をまかせる始末。
それでも、阿波徳島が語源だとまことしやかに言われるATOK(山梨の王という意味のサンリオと良い勝負の都市伝説)だけには、ひそかに操を立て、その箱の中では常に最新版のATOKくんが、活躍してくれていました。
解答用紙は一生手書きだからっ!
そこんとこ夜露死苦っ!
そう言って、さらにアナログな方眼紙と定規に、鉛筆と消しゴムを友として突っ張ってきたこのワタシ。
そんなワタシに届く風のうわさ。
「解答用紙なら、一太郎が使いやすいよ」
え~っ、一太郎ぉ!?
なんか、昔の人って感じぃ。
なのに、ふと、「一太郎ほしいかもぉ」
そう呟いていたら、突然家を訪ねてきたamazonの
薄茶の箱。
バブル全盛期にエンジニアとして働き始めた年下夫が、注文してくれた一太郎が、ノベルティのブランケットと共に現れたのでした。
嗚呼、ワタシたち。
ついに運命の再会を果たしたのですね。
これほどまでに、立派になったアナタと。
数十
年の隔たりなんか、一瞬で乗り越えられるわ。
ああ…
解答用紙の罫線は、まるで、自分の指の延長のよう。
普通に打つ文字も、書式
も、なんなの、この親しさは。
あのwordの不可解さとは違う…
日本語はATOK。
日本語は一太郎。
一生つづくさすらいの日本語屋家業。
新しい人生のパートナーとして、再び共に歩いていこう
ね。
そして、アナタだけは、キンカ堂のようには、ある日とつぜん目の前から消えてしまわないで…
(まだ引っぱるキンカ堂ネタ。)
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本文もないままの記事にコメントありがとうございました。
しかも、書こうと思っていたのが、こんな本文でスミマセン。
十数年ぶりに使った一太郎があまりに使い勝手がよかったもので、つい。
ハンドメイドと日々の徒然が中心のブログですが、よろしければ、またお立ち寄りください。
Posted by: さ~や☆ | February 25, 2010 11:33 PM
はじめまして、ランキングから来ました。
一太郎のブランケット(@_@)?
PC使用中にちょうどいいのかな!?
またおじゃまします!
Posted by: コウイチ | February 25, 2010 04:06 PM