梅雨
梅が実るころの雨の季節なので、梅雨。
あたりまえなのだけど、ことしは不意に梅ジュースを作りたいとか思い立ち、梅を入手したので、その言葉を実感する。
先日、実家へ行ったとき、知り合いの梅林でたくさんの梅を穫ってきたムスメ。
1個だけ、葉のついたままの実があったので、観賞用に残しておいた。
ところで、もうすぐ桜桃忌。
いわずもがなの太宰治の誕生日であり、情死遺体の発見された日である。
桜桃とはサクランボのことで、太宰の『桜桃』にちなんで命名された。
“子より親が大事”のアレである。
なんでメロス忌とか津軽忌とか斜陽忌じゃないんだろ。
芥川の場合、河童忌である。
こっちは、納得。
最近ワタシの愛読書である『断腸亭日乗』の永井荷風は、まんま荷風忌。
荷風も、最近ひそかなブームらしい。荷風は、今年で生誕130年だったり、没後50年だったり。
んでもって、今年は太宰の生誕100年だったり、没後60年だったりする。
新聞で、こんなブログが紹介されていた。
太宰が住んだ街、大宮。
ええっ、知らなかったよぉ。
しかも、死の前日、大宮を訪れてたんだって。
生まれ育った街でありながら、ちっとも知らなかったという、この痛恨。
ちなみに、梅の実を収穫したのは、現在ワタシの母の住む奥武蔵であり、大宮ではございません。
奥武蔵は、母の生まれ育った土地でございます。
ところで、松本清張も太宰と同じ年に生まれてるって、知ってた?
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