梅シロップを浸ける。
不意に梅シロップが浸けたくなった。
夏になったら、氷水や炭酸水で薄めて飲むのだ。
夫は梅酒を浸けるのが好きらしく、2、3年ごとに浸けている。
飲むためというより、浸けるのが趣味らしい。
そんな夫を、ばかにしたような態度をとってきたので、言い出しづらかったのだけど、母が人からもらった梅をくれると言うので、やっぱり浸けることにした。
そしたら夫、砂糖と瓶を買ってきてくれた。
夫が梅酒を浸けるのに、あたしが微妙な難色をしめしてきたのは、点滴のアルコール消毒でも肌が赤くなるほど、お酒が苦手なのと、梅酒の瓶が場所をとるのがイヤだったからである。
瓶、ふえちゃったよ。
さてレシピだが、人に聞いたり、ネットで調べたところ、諸説ありまくりである。
で、あたしが選んだのは、梅を24時間以上凍らせて、砂糖で浸けこむというもの。
梅酒ではないので、氷砂糖でなくていいと夫は言い、白砂糖を買ってきた。
お料理好きな同僚が、消毒のかわりに、ホワイトリカーを少し入れてもいいと言ったので、夫に提案するも、あえなく却下。
それじゃ、梅酒と同じだよって。
かわりに林檎酢を入れればいいと、どこからか聞きつけてきた。
林檎酢か…
リンゴって名前ついてるけど、お酢なんだよね。
お酢、苦手なんだよ…
でも夫は何も入れなかったら傷むとか、お酢のにおいなんかしなくなると主張するので、しかたなく受け入れることにした。
んで。
漬けて1週間ほどしたのが、コレ。
見た目はいい感じである。
あ、ちなみに、漬ける漬けると言い、梅を洗うところまでは自分でやったけど、あとは全部夫がやった。
夫、やっぱ漬けるの、好きなんじゃん。
その後、お友だちが三温糖や黒糖でもいいと言ったので、夫に伝えると、
「ああ。コクが出るから、やなんだよね」
三温糖や黒糖でもいいと、知っていたのか!
「さっぱりしてた方がいいじゃん。林檎酢入れて、さらにさっぱりさ~」
…。
だまされた!
あたしはコクがあるほうが好きなんだよぉ。
甘いものというのは、べたべた甘いから、あまくて美味なんじゃないかあ!
“うまい”の語源は、“あまい”と同じなんだぞぉ。
そもそも、傷むとかなんとか言ったってさ、できあがったら、冷蔵庫に入れて、どうせ一夏で飲んじゃうんだよ。
夫は、
「20倍とかに薄めるんだってよ。飲みきれないじゃん」
よく考えてみてください。
1リットルの梅シロップを20倍に薄めても、20リットルです。
牛乳20本を一夏で消費するのは、簡単なものではありませんか?
ああ。
来年は、絶対自分で、好きなように漬けるぞぉ。
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