パイレーツ・ダンサー☆2008
ことしは何も作らないつもりだったのだけど、ムスメが「海賊のおねえさんが着たい」と言う。
「ええ~っ、めんどくさ~い」
と答えつつ、そこは腕も実力もあり、いちおう母でもあるワタシ。
しょうがないので、2年前に作ったものの手直しをすることにした。
〈手順〉
ワンピース型にしてあったので、スカートをほどき、新しいトップスと合体。
新しいトップス…ことしのダンサーさんは、リロ&スティッチのフロートについているので、テーマはハワイらしい。
なので、タンクトップ部分は赤。
在庫の無地布に赤があったので、そのまま利用。
晩秋の空のもと、まさかお腹を出させるわけにいかないので、肌色の綿ニットを合わせることにしたものの、こんなキャメル色を購入してしまうと、あとが大変である。
…再利用できない、という意味で。
なので、白い綿ニットを紅茶やらコーヒーやらで染めたのだった。
お腹部分だけでなく、同じ生地で袖も作ってある。寒さ対策。
ブラウスを着ないと、くまのプーさんのようである…
ブラウスは、基本的にそのまま使用。
袖口のゴムだけゆるめに入れ直した。
バンダナも、赤地にモンステラ柄。
似たような生地があれば良いなあと思いつつ、似たような生地は売ってなかったので、赤いシーチングに、ちまちまとアイロンプリントである。
ベルトは、マジックテープの位置をずらし、鋲がわりの飾りボタンも全部つけ直し。
その他、アクセサリーは、2年前に夫に作ってもらったものをそのまま転用である。
それにしても、あれだ。
手直しって、微妙に楽しくないよなあ…
〈関連記事〉
着画1。
着画2。
着画3&ダンサー写真。
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〈製作に関する質問について〉
この衣装に限ったことではないのですが、作り方についてのご質問をいただくことがあります。
残念ながら、ワタクシは趣味で洋裁をやっているシロウトであり、他人様にお教えできるほどの技量はございませんことを、ご理解ください。
★型紙について★
ワタクシが使用する型紙あるいは製図は、大きく分けて3種類あります。
1.市販の本や、ネットショップの型紙をそのまま、または若干仕様を変えて使う場合。
この場合には、出典を明らかにするようにしています。作品の最後に、明記してあるので、どうぞ参考になさってください。
2.市販の本や、ネットショップの型紙を、大きくアレンジして使う場合。
この場合、オリジナルを著しく改変することになるので、出典を載せるのは却って失礼になると思い、書かないことも多いです。
3.ゼロからパターンを起こしたり、完全オリジナルで製作する場合。
パターンを起こすときには、文化式の教科書を参考にしています。
完全オリジナルは、たとえば、トートバッグやイベント用ガールズ・スカートのような直線裁ちのものです。
2または3の場合には、作りながら適当に変えたり、大胆に線を引き直したりしているので、どう頑張ってみても、お教えすることは不可能だと思われます。
イベント等で新品を販売する場合には、商用利用可の型紙を使うか、オリジナルを使用しています。
いずれは、オリジナル・レシピなどを載せて、同じようにハンドメイドを楽しんでいらっしゃる方と交流できたら、楽しいだろうなあと思っていますが、当面は本業が忙しいので、実現しそうにありません。
ゴメンナサイ。
★作り方について★
お洋服を作ったことがないのだけど、作り方を教えてくださいという質問は、とても困ります。
ワタクシの場合、小学生に入る前から針を持ち、学校の授業ではなく初めて洋服を縫ったのは、小学校6年生か中学校1年生のときでした。
それは簡単なスカートで、確か学習雑誌に載っていたものを作ってみたのだと思います。
それ以来、作ることが好きで、母に教えてもらったり自分で勉強したりしながら、独学でここまでやってきました。
独学といえば聞こえはいいのですが、要は自己流なので、他人様にお教えできるほどではないのです。
ワタクシが作っているもので、特別な作り方をしているものはありません。
衣装といっても、人が着る洋服なわけで、お洋服の作り方を少しずつ覚えていけば、だれでも作れるようになると思います。
でもたぶん、いきなり作り方を質問なさる方は、ピアノを弾いたことはないけど、『エリーゼのために』だけ、どうしても弾きたい、それだけ弾ければいいという感じで、即効性のある作り方を求めていらっしゃるのではないでしょうか。
そういった場合は、大人になってから洋裁をするようになった方のサイトやブログに、即効性のある答えが書いてあるのかもしれません。
ワタクシのやり方は、たぶん役に立ちません。
もちろん同好の士は大歓迎なので、作り方に関する質問の一切を拒絶するものではありません。
今回の衣装製作についても、男性ダンサーさんの衣装を作っているという方に、ワンポイント的な作り方の件で声をかけていただき、パークで一緒にハロウィンを楽しむことができました。
★材料について★
布、副資材などは、日暮里や普通の手芸店、ネットショップなどで購入しています。
今までに買いためたものを使っていることもあります。
購入先がわかる場合には、これまた明記してあるので、どうぞご参照ください。
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