佃煮
写真を撮ろうか迷ったのだけど、職場のお茶コーナーに小さめのタッパーが置いてあった。
紙が添えてあって、
「イナゴです。食べられる方は、どうぞ」
…。
イナゴだ。
確かにイナゴだ。
1週間前は、田んぼで跳ねていたのだろう。
丈夫そうな足が、佃煮になってタッパーに詰まっている。
オフィス内は、話題沸騰。
観光地のおみやげ屋の試食よろしく、手に2,3匹のせて、ぽりぽりしていらっしゃる方も…
うう、ワタシには無理です。
世界中に食べ物がイナゴだけになったら食べると言う人もいました。
食べ物がイナゴだけになる世界と、食べ物がブロッコリーだけになる世界。
どっちがいやだろう?
イナゴは、原型をとどめない状態になっていれば食べられるだろうから、ブロッコリーよりもマシかなあ。
ブロッコリーは冷製スープになっていても、においと舌触りががまんできなかったもん。
そもそも、食というのは、文化によって様々なわけで、虫を食べる文化というのは、そう珍しいものでもないらしい。
たとえば、イイダコとか、ホタルイカとか、はたまたシラウオのおどりぐいとか、それを食さない文化として客観的に見れば、相当グロテスクですよ?
アリゲーターのハンバーガーとか、カンガルーのステーキとか、ダチョウのからあげは食べてみたいなあ。
んで。
イナゴの写真は、やっぱりやめときました。
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