幸福なランチ、不幸なランチ
お仕事に行ったら、お弁当が出た。しかも2日連続で!
年間を通して、お弁当が出ることが多いそうだ。
ああ、幸せ。
でも。
新しい学校は大学の附属なのだけど、駅前には大学しかない。
誇張ではなく、店はおろか、民家すらないのだ。
で、ひたすら構内を歩いて、反対側の門を出ると、あたしの勤務先である附属校がある、と、こういうわけだ。
今年度の時間割は、かなりタイト。出校する日は、1限から6限までびっちりで、時間差で学食に行くのは無理。
仕出し弁当や蕎麦屋の出前もやってないらしい。
大学の構内にあるコンビニでお弁当でも買っていこうかなあ、登校する生徒に目撃されるのも恥ずかしいけど、まさに、背に腹はかえられないもん、と、そこまで考えて、はっと気がついた。
先生たちのオフィスには、給湯器がある。
浄水器も接続されているので、ボタンを押すだけで、おいしいお茶やお湯をgetできる。
がっ!
キッチンには、肝心なものがないのだ。
そう。
冷蔵庫と電子レンジ!
なんという現実!
あたためるのを前提としたコンビニ弁当なんて、食べられないじゃないか。
そして冷蔵庫がないということは、朝イチで買ったつめたーいヨーグルト、夏場は、なまぬるーい(しかも食あたりが心配な)食べ物と化してしまうわけか?
まあ、実際は、室内はクーラーが効いてるので、傷むということはないだろうけれど。
ハレの日の幸福なお弁当が終わったら、日常の不幸な昼ごはんが待っているというわけか。
嗚呼…
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